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SNSマーケティング戦略の練り方を紹介!事例から見る戦略の立て方や具体例もチェック

企業やブランド、小売店などが多く活用しているSNSマーケティング。
最近ではSNSなどのコミュニケーションサイトを使い、商品やサービスを売り込むマーケティング方法が流行しています。
InstagramやTwitterなどで、大手企業の公式アカウントを見たことがある方も多いでしょう。
公式アカウントや商品紹介専用のアカウントを作ると、不特定多数の人の目に付きやすくなります。
中には、SNSマーケティングを上手く取り入れながら、大きな成果を上げている会社もあります。
とはいえ、SNSマーケティングをする際にどんなことに注意したらよいのか、戦略の練り方などが分からない方も多いはずです。
そこで今回はSNSマーケティングにおける戦略の立て方や注意すべきポイント、SEOマーケティングとの違いなどを紹介します。

SNSマーケティングとSMMの違い

まず最初は、SNSマーケティングが一体どんなものなのかを見ていきましょう。
SNSマーケティングとはその名の通り、SNS(Social Networking Service)を使ったマーケティングです。
つまり、Web上で多数の人とのコミュニケーションが楽しめるツールを使い、商品やサービスの情報を発信してアプローチする行為を指します。
SNSマーケティングと良く似た言葉にSMMがありますが、これは「Social Media Marketing(ソーシャルメディアマーケティング)」の略。
SNSだけでなく、オウンドメディアやブログなどを含んだWeb上のサイトで情報発信するマーケティングを指します。
広い意味では同じように使われる場合もありますが、SNSマーケティングはあくまでもSNSを使ったマーケティングなので混同しないようにしてください。
SMMの中には自社で作った公式ホームページやブログなど、消費者に向かって発信できるツールで行うマーケティングも含まれています。
SNSマーケティングはSMMの中に含まれてはいますが、同じ意味ではないので注意しましょう。

効果の出るSNSマーケティング戦略の立て方とは

SNSマーケティングは、ただ行うだけでは効果はほとんど得られません。
特に、知名度の低い会社やブランドでは、新規でアカウントを作ったところで注目されないので注意が必要です。
ここでは、できるだけ高い効果を得るための戦略の立て方を徹底的に紹介します。
SNSマーケティングにおいては戦略を立てることが非常に重要なポイントとなるので、ぜひ参考にしてみてください。

1.目標を明確に立てる

SNSマーケティング戦略の中で最初に行わなければならないのが、明確な目標の設定です。
先にゴールとなる目標を決めておかなければ、目指す先がブレて上手な戦略が立てられなくなります。
明確な目標と聞くと難しく考えがちですが、最初は大まかなものでOKです。
例えば会社や商品の知名度をアップさせたい、特定の商品の販売数をアップさせたいなどの目標を立てると良いでしょう。
そこから徐々に深いところまで掘り下げ、効果を得るまでの期間や売り上げ目標などと言った細かい数字を設定していきます。
目標設定をする際は「SMART(スマート)」と呼ばれる方法を活用するのが便利です。
SMARTとは、目標設定における重要なポイントの頭文字を取ったもの。
以下で、それぞれを簡単に紹介します。

・Specific(具体的・明確)
・Measurable(測定可能かどうか)
・Achievable(達成可能かどうか)
・Related(経営目標への関連性)
・Time-bound(時間制約・期限)

以上の5つがSMARTと呼ばれる要素です。
最初の「Specific」には具体的や明確などと言った意味があり、誰が見ても分かりやすい計画を立てることを指します。
2つ目の「Measurable」は測定可能かどうか、つまりは数値などを明確に設定するという意味です。
数値を明確に設定しておけば、達成の度合いなども分かりやすくなるでしょう。
目標に近づいている達成感も生まれ、モチベーションもアップしやすくなります。
3つ目の「Achievable」は、立てた目標が実際に達成できるかを指します。
目標は高ければ高いほど良いと思われがちですが、あくまでも現実的に考えて達成できるものにする必要があるでしょう。
自分の願望を詰め込み過ぎて、達成不可能な目標を立てないように注意が必要です。
4つ目の「Related」は、経営目標との関連性を意味します。
立てた目標が会社や部署の目標や目的に沿った内容かどうか、もう一度確認してみましょう。
最後の「Time-bound」は、目標達成までの期間の設定を指します。
いつまでに目標を達成するかを設定しておかないと、いつまでもダラダラとマーケティングをし続けるので効率が悪くなりがりです。
いつまでにどんな目標を達成するのか、必ず明確な戦略を立ててください。

2.ペルソナ(ターゲット)の決定

目標が決まったら、次はSNSマーケティングにおけるペルソナを設定しましょう。
ペルソナとは誰に向けてマーケティングをするのか、そのターゲットを指します。
ペルソナの設定を間違えると、せっかくのマーケティングが台無しになる可能性もあるので注意が必要です。
例えば、若い世代向けのファッションブランドを、年配の方に向けてマーケティングしても関心を持たれません。
ペルソナを設定する際は、自分が売り込みたいサービスや商品が誰に向けたものなのかをよく考えてみてください。
まずは20~30代の女性などと言った曖昧なペルソナを設定し、そこから少しずつ絞っていくと良いでしょう。
ターゲット層の広い商品やサービスにおいては、無理に細かく絞る必要はありません。

3.最適なツールの選定

目標とペルソナが決まったら、いよいよ実際に使うSNSを決定します。
SNSは種類によって利用者の年齢や性別などに差があるため、これまで決定してきた目標やペルソナに合ったものをリサーチして選んでください。
以下に、代表的なSNSの名称と簡単な特徴をまとめました。

・Instagram…若い女性が多く、写真の投稿が主体。タイムライン上でパッと目に留まるおしゃれな写真や動画が評価される傾向。
・Twitter…30~40代の利用者も多い印象。140文字の制限があるため、短文のつぶやきや広告に最適。
・YouTube…有名YouTuber(インフルエンサー)が多数。利用者の年齢が幅広く、動画でのアピールが有効。
・Facebook…40代以降の利用者も多いが、TwitterやInstagramに比べると需要は低め。実名登録が基本なので、リアルな友達とのコミュニケーションに使われる。
・LINE…ほとんどのスマホユーザーが使用。定期的な広告やクーポンの配信に便利。
・Tik Tok…10~20代の若い男女がほとんど。短い動画でアピールできるアパレルや美容関係の宣伝向き。

以上のように、SNSによって利用者も特徴も大きく異なります。
目的やターゲットに合わせ、最適なツールを選びましょう。
使うSNSは複数でも構いませんが、管理が大変なので最初は1~2個に絞るのがおすすめです。
ターゲット層の合わないツールを使っても効果は期待できないので、たくさんのSNSを運用すれば良いというわけではありません。
適切なものを深く突き詰めて使った方が、マーケティングの効率がアップするでしょう。
また、SNSによって分析に使えるツールやデータが異なります。
例えばインスタであればビジネスアカウントを作ることで、インサイトと呼ばれる分析情報が閲覧可能です。
FacebookやTwitterにも分析機能はありますが、それぞれ閲覧できる内容が異なるのであわせてチェックしておきましょう。

4.STP(Segmentation Targeting Positioning)分析を行う

STP分析と聞くと難しそうなイメージがありますが、簡単に言えば消費者データの分析によってターゲットを絞り込む行為を指します。
消費者の性別や年齢層、学歴や兄弟の有無などの家族構成や行動を分析すると、より細かなターゲットが絞れるようになるでしょう。
また、自社の別のサービスや商品と比較した際、実際にアピールしたいものがどんな立ち位置になるのかも分析します。
安い・高品質・オシャレなどの優位性を打ち出すと、どんな人に売り出せば良いのかが詳しく分かるでしょう。
自社だけでなく他社の競合商品とも比較すると、自社製品の強みや売り出しのポイントも見えてきます。

5.KPI(Key Performance Indicator)を設定する

KPIとは重要業績評価指標の略語で、数値で表せる「定量指標」と表せない「定性指標」で見るのが基本です。
SNSマーケティングにおける定量指標とは、投稿数やフォロワー数、エンゲージメント率(リアクション数)などが挙げられます。
フォロワー数や投稿数などは詳しい数値で表されるので非常に把握しやすく、目標を立てておくと達成率が一目で分かるでしょう。
また、定性指標とはインフルエンサーを用いた際の影響力の大きさや、消費者の商品に対する感情などを指します。
数値化できるものではないため達成度合いは分かりにくいですが、目標を設定しておいて損はありません。
両方の結果を見ながら、どれくらい目標に達しているのかを判断するためにも最初に設定しておく必要があります。

6.運用体制・スケジュールの設定

使うSNSや細かな目標、ペルソナの設定が終わったら実際に運用する際の体制やスケジュールを考えます。
SNSの運用は1人でも行えそうなイメージがありますが、本格的なマーケティングとなるとそうはいきません。
企業の規模やかけられる人件費によっても人数は変動しますが、ミスをなくすためにも基本的には2人以上を担当にするのがおすすめです。
大規模の会社や企業であればSNS運用の専用部署がある場合もあり、それほどまでに重要視されていることが分かります。
担当者はSNSやSNSリテラシーなどに詳しい人員を選定し、炎上やミスなどのリスクを下げておくと良いでしょう。
また、スケジュールに関しては、いつどんな投稿をするのかを設定しておきます。
記事を投稿するタイミングによっても注目のされ方に違いがでるので、事前にスケジュールを立てておくのがおすすめです。
投稿の頻度が低いと注目度は下がってしまうので、できるだけ頻繁に更新した方が良いでしょう。
1日1回、1日2回などといったスケジュールを立てておき、状況に応じて変更しながら運用してみてください。

7.実際にSNSの運用をスタート

ここまで細かな設定をしたら、次は実際に運用を始めてみましょう。
選んだSNSでアカウントを作成し、目標やスケジュールに沿って運用していきます。
運用の方法にはさまざまな種類があります。
例えばインフルエンサーマーケティングは、人気のインフルエンサーに商品やサービスを紹介してもらう方法です。
ほかにも、有料の広告出稿を利用したマーケティング方法や、公式アカウントを設立して自社で紹介する方法などがあります。
マーケティングの方法によって得られる効果などが変わるので、状況に応じて方法を変えながら運用していきましょう。

SNSマーケティングを成功させるポイント

SNSマーケティングにおいては、戦略を立てることが非常に重要なポイントとなります。
戦略を立てずに実行してしまうと失敗する可能性が高くなり、かなり危険です。
失敗のリスクをできるだけ減らすためにも、必ず戦略を立ててから実行に移しましょう。
また、戦略を立てて実行したあとは、さまざまな結果を分析する必要があります。
以下では、分析の仕方や成功するためのポイントを詳しくまとめました。

消費者にとって有益な情報を発信

SNSには日々多くの記事が投稿されているため、新しく作ったアカウントで行った投稿に注目してもらうのはなかなか難しいでしょう。
まずはユーザーや消費者にとって有益な情報を発信し、フォロワー数を増加させていくのがおすすめです。
フォロワー数の多いアカウントは他のユーザーから見ても信頼度が高く、新しいユーザーでもフォローしてくれる可能性がアップします。
特にInstagramなどの写真がメインのSNSでは、華やかで目立つ投稿が注目される傾向です。
商品の写真1枚でも背景や光の具合によって見え方が異なるので、注目度に大きく影響します。
パッと目につく写真を投稿するように心掛けると、徐々に支持が集まっていくでしょう。
また、短文での投稿がメインのTwitterであれば、キャンペーンなどお得な情報を発信するとより効果的です。
Twitterでのキャンペーンを使ったマーケティング方法は大手企業も採用しており、お得感があることから多くの注目を集められます。
ユーザーがアカウントをフォローするのは、自分にとって価値があると感じるからです。
そのため、SNSマーケティングでは、いかに有益な情報を発信するかがポイントとなります。
ただし、自社の商品を売り込みたいがために他社を批判するのはタブーです。
他社の批判は消費者に悪いイメージを持たせるだけでなく、炎上にも繋がってしまいます。

商品やサービスの宣伝以外の有益な投稿

消費者にとって有益な投稿は、商品やサービスの紹介だけではありません。
さまざまな情報やコンテンツをミックスさせて投稿すると、より注目されやすくなるでしょう。
例えば業界内の最新ニュースなど、トレンドを押さえた情報を発信すると注目度がアップします。
ほかにも、商品ができあがるまでの舞台裏を公開するなど、普段は見られなうような部分をさらけ出すことで特別感が出るでしょう。
また、消費者の質問に答えるQ&Aのような投稿も需要があります。
例えば化粧品を販売している会社の場合、上手く使う方法や実際のメイク動画などがあると商品のイメージが沸きやすくなります。
このように、実例とともに紹介する方法は、商品やサービスの販売促進に有効だと言えるでしょう。
日々の投稿に変化があると、飽きられにくくなるので継続的に閲覧して貰えます。

SNSサイトの分析ツールを活用

SNSマーケティングを行うのであれば、分析も戦略を立てるのと同じくらい重要です。
一定期間の運用をしたら、各SNSの分析ツールを使って効果測定を行いましょう。
Twitterでは「Twitter Analytics」と呼ばれるツールで分析結果が閲覧でき、Instagramであれば「インサイト」で投稿ごとの閲覧数やユーザーの属性などがスマートフォンから簡単にチェックできます。
YouTubeであれば「YouTube Studio」で閲覧できるので、各ツールを上手く活用してみてください。
フォロワー数や投稿数を増やすことももちろんですが、実際の閲覧数やいいねなどの反応が無ければ意味がありません。
分析をする際は、特に「エンゲージメント率」に注目しましょう。
エンゲージメント率とはフォロワー数に対するリアクション数の割合を指し、全体のフォロワーの中でどれくらいの人が投稿に反応しているかを表したものです。
1000人のフォロワーのうち10人しか反応していなければ、エンゲージメント率は1%です。
エンゲージメント率の高さは、ユーザーや消費者の反応の良さや投稿の魅力の高さを示します。
それぞれの投稿のエンゲージメント率をチェックし、反応の良い記事の特徴や投稿したタイミングなどを分析してみてください。
ペルソナによって反応しやすい時間が異なる場合もあるので、投稿する時間帯を分析しながら変化させるのもポイントです。

広告を活用する

フォロワー数やエンゲージエント率の伸びが悪いときは、適宜広告を活用してみてください。
広告は必ずしも使わなければならないものではありませんが、一定期間運用しても効果が得られないときは取り入れてみるのがおすすめです。
広告にも種類があるので、予算や目的に沿った方法を選びましょう。
また、広告の利用は3ヶ月以上行うと効果が出やすいだけでなく、分析もしやすくなります。

コミュニケーションを大切に

SNSマーケティングにおいては、ユーザー1人1人とのコミュニケーションも重要です。
どうしても企業と消費者のやり取りになってしまいがちですが、SNSの中では個人と個人のような感覚で対応しましょう。
とはいえ、砕けた文章で返信などをするのは避けてください。
あくまでも丁寧な対応を心掛けつつ、消費者がなじみやすいようなフレンドリーな雰囲気を作るのがおすすめです。
まめな対応を心掛ければ、ユーザーからの信頼を得やすくなります。
例えば商品やサービスに対する不満があれば、できるだけ早く対応しましょう。
不満に対する解決策などを打ち出すことで、それ以上の不満が出ないようにします。

エゴサーチを行う

エゴサーチと言えば芸能人たちが自分の評判を見るために行うイメージがありますが、各商品やサービスにおいても同じことができます。
InstagramやTwitterであれば、商品名を「#(ハッシュタグ検索)」にかけると消費者のリアルな感想や口コミが見られます。
同じ方法で競合商品などのエゴサーチもできるので、自社商品との反応の違いを見ながら足りないものを分析していくのもおすすめです。

SEMとの戦略の立て方や運用方法の違い

SNSマーケティングと似たものに、SEM(Search Engine Marketing)があります。
SEMは検索エンジンを用いたマーケティング方法を指し、SEO対策が重要なポイント。
SEOとは「Search Engine Optimization」の略で、検索エンジン最適化という意味があります。
Webサイトやブログなどを使って行うのが一般的で、SNSマーケティングとSEMの総省がSMMです。
SEMはSNSマーケティングよりも効果が出るまでに時間がかかる傾向にあり、より長期的な運用をする必要があります。
爆発的な効果は期待できないものの、地道に安定した集客を見込めるのが大きなメリットです。
基本の運用ポイントや戦略の立て方は同じなので、どちらを行う場合もしっかりと戦略を練って実行するのが良いでしょう。
SEMマーケティングでは、SEO対策と呼ばれるものが最も重要です。
検索する際に関連して出てくるキーワードを記事やWebページに盛り込むと、さまざまな検索ページに表示されやすくなります。
サジェストや関連キーワードは随時変わっていくので、定期的に記事やページを更新しながらマーケティングを行う必要があるでしょう。
イメージが沸かない場合はGoogleやYahoo!などで指定のキーワードを検索し、上位表示されたサイトを調査して参考にしてみると分かりやすいです。

SNSマーケティングのメリット

ここまでSNSマーケティングの戦略について詳しく紹介してきましたが、実際にどんな効果やメリットが期待できるのかイメージできていない方も多いでしょう。
ここでは、SNSマーケティングで得られる効果やメリットを簡単に解説します。

知名度や認知度の向上とイメージアップ

SNSマーケティングを行うと、企業や商品に対する知名度や認知度がアップします。
名前の知られていない企業や商品などの場合は、積極的にSNSマーケティングを取り入れるのがおすすめです。
不特定多数のユーザーにアピールできるため、通常の広告などよりも早い段階で効果が見えてくる可能性が高いでしょう。

ファンの獲得やロイヤリティの向上

上手くSNSを活用できれば、商品やサービスに対するファンを獲得できます。
また、ロイヤリティが向上すれば、顧客の企業や商品に対するイメージアップも狙えるでしょう。
イメージの良い会社として根付くと、競合商品やライバル企業よりも選んで貰える可能性がアップします。
類似商品を扱っている会社が2つあったとすれば、やはりイメージの良い会社から購入したいと思うのが消費者の心情です。
そのため、顧客の信頼を得ることはSNSマーケティングにおいても重要となります。

情報をリアルタイムで伝えられる

さまざまな情報をリアルタイムで伝えらえるのも、SNSの大きなメリットです。
例えば2日後にキャンペーンを行う場合、SNSであればすぐに投稿してお知らせができます。
しかし、紙などの広告チラシを作る場合は、2日後のキャンペーンに間に合わない可能性が高いです。
トラブルがあった際の対応や謝罪等もリアルタイムで行えるので、信頼度のアップにつながるでしょう。

結果が分かりやすい

SNSマーケティングの結果はフォロワー数やエンゲージメント率、投稿の閲覧数やコメント数などから分析できます。
数値化できる部分が多いので、結果が目で見て分かりやすのもメリットです。
短期間でもしっかりと効果が出ていれば、モチベーションがアップするでしょう。
効果が出ていない場合でも、その後の運用をすぐに見直すことができます。

コストが安く手軽に行える

SNSマーケティングは、ほかのマーケティングに比べて価格が安価なのもメリットです。
宣伝広告にコストをかけられない場合でも、最低限の予算でマーケティングが行えます。
自社のアカウントの運営だけであれば基本は無料でできますし、広告出稿をしたい場合でも予算に合わせたプランや手法を選べるのが特徴です。
また、SNSはマーケティングだけでなく分析ツールとしても役立ちます。
顧客の分析をしたいときや、商品ごとのターゲット層を把握したいときにも便利でしょう。

デメリットと注意点もチェック

SNSマーケティングには多くのメリットがある一方で、デメリットや注意点もあります。
注意すべきポイントを押さえておけば、失敗も少なく済むでしょう。

炎上には細心に注意を払う

SNSなどのソーシャルメディアに付きものなのが「炎上」です。
インターネット上では簡単に発言ができてしまうため、少しのことで大きく炎上してしまう可能性もあります。
ユーザーや消費者の中には、炎上をさせようとコメントや反応をしてくる方もいるでしょう。
そんなとき、どのように対応するのか知っておくと炎上を最小限にとどめられます。
まずは炎上しそうなコメントや反応には、できるだけ素早く返信をします。
また、デリケートな内容や見る人を選びそうな投稿をするときは、表現の方法などに細心に注意を払いましょう。
特に企業のアカウントとして運営しているのであれば、個人的な感想や考えなどは発言するべきではありません。
あくまでも中立的な立場として、総合的な意見として発言するようにしてください。
一度炎上したり問題を起こしたりしてしまうとイメージが悪くなり、時間が経ってもなかなか払拭できない可能性もあります。
そのため、炎上への対処は担当者の中でシェアしておくのがおすすめです。

更新を途絶えさせない

長期間更新されていないアカウントは、フォローから外されてしまう傾向にあります。
必ず最初に決めた投稿スケジュールなどに沿って、更新が途絶えないようにしましょう。
毎日少しずつ投稿やコミュニケーションを積み重ねてい行けば、徐々にファンや顧客が付いてくるようになります。
特に最初はフォロワーも少なく、やる気がでないこともあるでしょう。
しかし、そこで諦めて更新頻度が遅くなってしまうと、せっかく付いてくれたファンも離れてしまいます。
更新はできるだけ途絶えないようにし、常に有益な情報を発信するようにしてみてください。

長期運用には根気がいる

SNSマーケティングのデメリットと言えば、根気がいることが挙げられます。
SNSアカウント開設後は長期的に運用しなければならず、ユーザーとのコミュニケーションを取りながら記事を投稿するのはなかなか難しいです。
根気のいる作業が続くので、覚悟の上で始めることをおすすめします。
また、長期的に継続してアカウントを維持するのには少なからずコストがかかります。
担当者を決めているのであれば人件費もかかるので、結果としてコスト以上の効果が期待できるかどうかよく考えてみてください。

一方的な広告宣伝のみの投稿はNG

せっかくSNSマーケティングを行うのであれば、できるだけ多く宣伝をしたいと思うでしょう。
しかし、一方的な宣伝広告の投稿ばかりでは、消費者に飽きられてしまいます。
有益な情報を入れるのを忘れずに、商品紹介以外の面白いコンテンツなども取り入れてみてください。
いろいろな角度から投稿をし、アクセス数などを分析すれば反応の良い投稿の特徴が見えてくるはずです。

ビジネスSNSとは

2021年現在、日本で使われているSNSにはさまざまなものがあります。
TwitterやInstagramなどは有名なSNSとして浸透していますが、ビジネス用として使えるビジネスSNSと呼ばれるツールがあるのを知っているでしょうか。
ここでは、ビジネスSNSと一般的なSNSの何が違うのかをツールごとに詳しく紹介します。

「LINE@」は広告配信が可能

よく使われているSNSにLINEがありますが、そのビジネス版として配信されているのがLINE@です。
通常のラインアプリよりダウンロード数は少ないものの、多くの企業やブランドが活用しています。
無料版と有料版があり、有料版では多くの宣伝広告を配信できる仕組みです。
無料でも使えるので、試しにビジネスSNSを使ってみたい方にもおすすめです。
LINE@は不特定多数の相手に一括でメッセージを送れるのが特徴で、メルマガ感覚で情報やクーポンなどを配信できます。
ファッションブランドの公式LINEに登録するとクーポンが貰えると言った広告をよく目にしますが、これはLINE@を活用したマーケティング手法です。
一度友達登録をして貰えば不定期で情報を発信できるため、消費者の購入意欲に繋げやすくなります。
ただし、広告の数が多すぎると嫌がられてブロックされる可能性もあるので注意しましょう。
プランによって利用料金が異なるので、目的や予算に合わせて選んでみてください。
同じLINEのビジネスSNSに「LINE WORKS」があります。
こちらも使いやすいので、あわせて使うのもおすすめです。

共感をキーワードにつながる「Wantedly

Wantedlyは共感をキーワードに繋がるSNSとされていて、ビジネスアカウントと個人アカウントの2種類があります。
アカウントを設立して自分のページを作り、メンバーを募集してチャット形式で会話などを楽しめます。
一般的なSNSとは違い、不特定多数の人とのコミュニケーションではなく限られた人数での密な会話を楽しむツールとして使われています。
個人でもビジネスでも無料で使えるので、試しに使ってみたい方でも安心です。
業種によりますが、場合によってはSNSマーケティングにも活用できるでしょう。

eight」は名刺交換や管理ができる

eightは名刺の交換や管理が可能なビジネスSNSです。
名刺交換した相手とつながることができ、相手の所属する会社に関するニュースなども閲覧可能。
また、個人間でのメッセージのやりとりなどもできます。
ユーザー数も比較的多いので、興味があれば登録しておいても良いでしょう。

「Slack・チャットワーク」も便利

自分で好きな部屋を作り、招待した人とだけチャット形式で会話できるSlackやチャットワークも便利です。
ビジネス版のLINEのような感覚で使うことができ、会話の履歴も簡単にチェックできます。
フリーランスで仕事をしている方などがクライアントと連絡を取るのにもよく用いられるツールで、シンプルな作りなので非常に使い勝手が良いです。
SNSマーケティングに活用することはあまりありませんが、連絡手段としてはおすすめでしょう。

事例から見るマーケティング戦略の成功例

マーケティング戦略を練るのは非常に難しく、成功へと導くのは至難の業です。
ここまでさまざまな戦略の立て方やポイントを紹介してきましたが、それら踏まえた上で実際にSNSマーケティングで成功している企業の事例を紹介します。
事例を見ると、どんな戦略を立てて成功したのかが見えてくるでしょう。

ハーゲンダッツ宣伝の成功事例

高級アイスで有名なハーゲンダッツを販売するハーゲンダッツジャパン株式会社では、以前SNS上でフレーバーの人気投票を行っていました。
各SNSから日ごとに無料で1回投票できるシステムを採用し、1位のフレーバーに投票した方の中から抽選でアイスをプレゼントする企画です。
途中までは投票結果を公開し、後半では非公開とすることでより高い注目度を集める戦略を取っていました。
また、ハーゲンダッツは特別な日にしか購入しない方も多いため、プレゼントとして貰えるのは非常に嬉しいでしょう。
総投票数は16万を超え、最終的にはかなり人気の企画となりました。
SNSを使ったアンケート企画は消費者の意見を聞けるだけでなく、賞品やプレゼンtポなどを設定すれば拡散力も格段にアップします。
知名度や認知度を上げたい場合、このような戦略は非常に有効だと言えるでしょう。
特にハーゲンダッツは普段は購入できない少し特別なアイスのイメージがあることから、当選者へのプレゼントとしてはピッタリな商品です。

江崎グリコ株式会社のポッキーを使った戦略

次に紹介したいのは、江崎グリコ株式会社によるポッキーを使った戦略です。
Twitterで、1日に何人が「ポッキー」というキーワードを使ったツイートをするかで世界記録を目指す企画を発案。
最初の目標は200万件のツイートでしたが、結果としては1.5倍の300万件以上のツイートを獲得しました。
Twitterを通し、顧客との距離をグッと縮めてブランディングに成功した戦略だと言えます。
面白く話題性のある企画だったためにメディアからの注目度も高く、さまざまなサイトやニュースなどで取り上げられたのも成功要因の1つです。
ポッキーだけでなくプリッツでも似たような企画を行っていますが、それも成功しています。
結果としてポッキーやプリッツのファンを増やし、江崎グリコ自体のブランディングにおいても成功を収めました。

無印良品のシークレットセール

無印良品はTwitterやInstagramで、さまざまなSNSマーケティングを行っています。
特に印象的だったのが、SNSでのみ公開されたシークレットセールです。
Twitterに貼り付けられたリンクからしかアクセスできないサイトを作り、その中でセールを行っていました。
通常であればインターネット上でアクセスできる公式サイトなどでセールを行いますが、リアルタイムのつぶやきが多いTwitterを上手く活用した斬新な方法でのセールを開催。
このときの売り上げは数十万円にも上ったとされており、SNSマーケティング戦略の中ではかなり成功した事例だと思います。
Instagramではおすすめ商品を使ったオシャレな写真やコーディネートが掲載されており、見ているだけで楽しめる工夫がされていました。
また、SNS上でクーポンの配布なども行っており、さまざまな戦略を練っている印象があります。
無印良品が大好きなインフルエンサーも多く、インスタなどで「#無印良品」などと検索すればかなりの数の投稿が表示されるでしょう。
シンプルで使いやすい見た目を活かし、白を基調とした投稿が多いのも特徴の1つです。

洋服の青山が開設したガールズアカウント

洋服の青山と聞くと、大人の男性向けのスーツを販売するブランドの印象がありませんか?
その印象をガラッと一新させたのが、Instagramで作られた洋服の青山のガールズアカウントです。
こちらのアカウントでは若い女の子たちがトレンド商品を使ったオシャレな写真を投稿しており、映え写真の撮り方なども公開。
大半が可愛らしいオシャレな写真で埋め尽くされていますが、その中には入学式用のスーツや終活用のバッグの紹介も含まれています。
成人男性だけでなく、若い女性も顧客として取り込みたい洋服の青山ならではの戦略です。
プロモーション活動の一環としてトレンドや映え写真を取り入れることで、新たな顧客獲得に成功しました。
これらの投稿はブランドや商品の宣伝とは関係ないように思われますが、若い女性の多いInstagramでは最新のトレンドが重要視される傾向にあります。
そのため、洋服の青山のような戦略は非常に有効だと言えるでしょう。

戦略・実行・分析を繰り返して成功を収めよう!

SNSマーケティングでは戦略作りが非常に重要なポイントとなります。
ただし、戦略を立てたからと言って、必ずしも成功するとは限りません。
戦略に沿って実行するのはもちろん、こまめな分析をしながら戦略作りと実行を繰り返していくことが必要です。
戦略・実行・分析を1つの流れとし、失敗を繰り返しながら何度もチャンレジしていくことで成功を導き出せると考えておいた方が良いでしょう。
今回成功事例を紹介した企業も、全ての戦略が成功しているわけではありません。
また、消費者目線で見ると成功に思えても、実際には企業側の目標を達成できていない場合もあります。
SNSマーケティングは目標を達成し、成功してこそ効果が生まれるものです。
地道な努力が必要にはなりますが、細かな分析を行いながら少しずつ成功に近づいていきましょう。
成功を焦ってしまう気持ちもありますが、SNSの運用は長期間見守る必要があります。
比較的効果の出やすいマーケティング方法ではあるものの、焦って戦略を立てると失敗するだけでく炎上にも繋がってしまいます。
今後はさらにSNSの需要が高まると予想されるので、じっくりと戦略を練ってファンの獲得や商品の売り上げアップを狙ってみてください。

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