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インスタントウィンとは?22年事例付き

本記事はTwitterやインスタ、LINEなどのSNSで行うキャンペーンのひとつであるインスタントウィンについて、基本的な概要と種類・実施する際のポイントや仕組み、事例を紹介していきます。インスタントウィンの意味をあまり知らない方や、インスタントウィンに興味がある方はぜひ参考にしてください。

インスタントウィンキャンペーンとは?

インスタントウィンキャンペーンとは、フォロワーを増やしたり新商品のPRや消費者の購買を促すためのSNSキャンペーン施策のひとつです。その場ですぐに当選結果が分かるキャンペーンで、抽選に参加をするとオートリプライ機能によりその場で当選結果が分かります。

キャンペーンといえば、以前はパンについているシールを集めて台紙に貼った物を郵送したり、「当たり」つき棒のアイスキャンディで商品をもう一本もらえるなどが主流でした。SNSキャンペーンはその進化系とも言えるでしょう。なんといっても従来のキャンペーンにありがちな「応募したはいいものの当選したのかどうかわからず消化不良で終わる」「応募をするために個人情報やいくつかのアンケートに答えないといけない」などといったキャンペーン参加のハードルや手間がなくなったこともインスタントウィンキャンペーンの良いところだと言えるでしょう。

インスタントウィンはたった数ステップで即時結果が分かるハードルの低さが魅力です。簡単かつ、TwitterなどのSNSで指定のアカウントをフォローしたり、リツイートするなどの条件だけで無料で参加ができる手軽さでSNSキャンペーンの中でも注目されているマーケティング手法として人気です。また、基本的に応募時は個人情報の入力を必要としません。特徴の一つとして、インスタントウィンのプレゼントはドーナツやコーヒーの無料クーポンなどの比較的安価なもデジタルギフトを使用し、かつ当選人数が多いというものです。多くの参加ユーザーが当選する可能性があり、話題性が高いです。企業側としても、拡散力の高いTwitterでキャンペーンをすることで多くのユーザーの目に留まるためメリットが豊富です。

まとめると、インスタントウィンはSNSキャンペーンの中で最も早く抽選結果が分かるものであり、参加ハードルの低さが魅力です。インスタントウィンは既に多くの企業や会社が取り入れており、一般的な認知度が高まり続けているキャンペーンです。

企業や会社がインスタントウィンツールを利用するメリット

インスタントウィンを行うメリットはユーザー側にも企業や会社側にもあります。

・短期間でフォロワーが増加する

一般的にインスタントウィンでは開催アカウントのフォローが応募条件に含まれています。そのため応募参加者数=フォロワー数に直結します。インスタントウィンはキャンペーンの参加のハードルが低いため、多くのユーザーが参加することが見込めます。短期間で爆発的にフォロワーが増えることが予想されるでしょう。SNSにおいてフォロワーが増えることは大きな宣伝効果をもたらすことが期待できるため、多大なメリットと言えるでしょう。

・新商品や新サービスのPR効果が期待できる

インスタントウィンキャンペーンは主にファストフード店やコンビニなどの新商品のPRで活用されていることが多く、景品が比較的安価なものが一般的です。外出中に手軽に応募し、ユーザーが新商品や新サービスを手軽に試したり購入したりするきっかけに繋がります。インスタントウィンはツイートやリツイート、引用リツイート機能を用いた拡散力に優れているキャンペーンなので、参加するユーザーは必然的にフォロワーに情報を発信することとなります。そのため広いユーザー層に認知されることが期待でき、新商品の宣伝が見込めます。また、ツイートや引用リツイート時にハッシュタグをつけることが条件になっている場合もあるので、Twitterのトレンドに入ってユーザーの間で話題を呼ぶきっかけにもなるでしょう。

また、インスタントウィンの参加回数はたった1回きりとは限りません。一般的なキャンペーンだと1日1回参加できることがあります。ですのでキャンペーン開催中に何度も応募することができます。ユーザー側は毎日当選する可能性がありワクワク感がありますし、企業側としては同じユーザーが何度も拡散をしてくれることが魅力です。

ユーザーによっては、当選した商品を写真に撮るなどしてTwitterに投稿してもらえる可能性があります。キャンペーンを通して多大なUGC効果を得ることができるでしょう。
キャンペーンが自動化することで人件費やリソースのコストを抑えることができる

インスタントウィンはオートリプライをはじめとした抽選機能やキャンペーンに参加したユーザーのリスト化など、キャンペーンの一連の流れに人の手が入ることが基本的にありません。そのためキャンペーンの集計などを手作業で行う必要がなく、リソースをカットすることができます。また、宣伝が基本的にTwitterの中で完結するため印刷物やCMの費用がかからないことも特徴です。応募から当選発表までの自動化されたシステムは外注をする必要がありますが、総合的に考えると予算やコストは大幅にカットできることでしょう。

ユーザーにファンになってもらえるきっかけになる

インスタントウィンはエンターテイメント性が魅力です。キャンペーンの内容がユーザー目線で楽しめるものだと高い反響を得ることができるでしょう。ユーザーが楽しいと感じるキャンペーンを開催することが、ユーザーに親近感を感じてもらいやすくなります。自分のフォロワーが参加していると「自分もやってみよう」と思うユーザーも増え、さらに参加者を増やすことができます。ここから企業の商品やサービスに興味をもってもらえたり、ブランドのファンになってもらえる可能性が期待できます。

Twitterを用いたインスタントウィンキャンペーンの種類

インスタントウィンキャンペーンは分けていくつか種類があります。インスタントウィンキャンペーンの開催を検討している方は自社のサービスや売り出したい商品の特徴を加味して、一番PR効果が期待できそうな種類のインスタントウィンを検討しましょう。

■フォロー&リツイートタイプ

フォロー&リツイートタイプは最も一般的なインスタントウィンの種類です。対象アカウントをした後に対象のツイートをリツイート(または引用リツイート)して応募することが条件になっているインスタントウィンです。抽選結果は主に引用リツイートをしたツイートにリプライの形式で送られることが多いです。
ユーザーは2タップのみで応募が完了するため、非常に手軽な参加方法と言えるでしょう。ハードルが低い簡単な条件で多くのユーザーの参加が期待できるため、拡散力に優れているメリットがあります。

フォロー&リツイートタイプは主にフォロワーを増やして認知度を上げることに適しています。また、何かを考えて呟くなどといった手間もなく手軽な分、拡散力の強い手法でもあります。とにかく多くのユーザーにリーチしてもらうことに特化したい場合におすすめのインスタントウィンです。

【成功事例1】ほっかほっか亭 

対象期間:2022年7月4日~2022年7月31日
応募条件:ほっかほっか亭の公式アカウントをフォロー+対象ツイートをリツイート。
賞品:おろし天丼 無料引換券
キャンペーン概要:期間中に毎日投稿される対象ツイートをリツイートすると、その場で抽選で1,000名に『ほっかほっか亭 おろし天丼 無料引換券』が当たるプレゼントキャンペーンです。

■フォロー&カンバセーショナルカードタイプ

※2022年4月からカンバセーショナルカードの利用は停止中です。再開時期は未定です。

対象ツイートに付いているアンケート形式のボタン(カンバセーショナルカード)をタップして、自動で付与されたハッシュタグと共にツイートをすることで応募が完了するシステムのインスタントウィンです。応募条件にツイートが含まれていることから、こちらはフォロー&リツイートタイプと違いユーザー参加型のキャンペーンです。
アンケート形式のボタンは最大4つまで項目を増やすことが可能です。内容はアンケートにこだわらずクイズ形式にするなど、プロモーションの内容に応じて変更が可能。アイデア次第ではよりユーザーが盛り上がるキャンペーンになるでしょう。当選の連絡はフォロー&リツイートタイプと同様です。

カンバセーショナルカードは引用リツイートでの応募が主流ですので、ツイートをするときに合わせて自分の感想や意見を呟くことができます。企業側はユーザーに拡散してもらえるだけでなく、ユーザーのUGCを獲得するきっかけになります。口コミを書き込むことが応募条件でないため、ユーザーは負担を感じることなく気軽に投稿できます。フォロー&リツイートタイプに比べて拡散力はやや劣る印象ですが、拡散をしてもらうことに加えてアンケートを獲得することもできるお得なインスタントウィンです。

【成功事例2】ゼスプリキウイ

対象期間:2021年4月14日~2021年4月18日
応募条件:ゼスプリキウイ公式アカウントをフォロー+キャンペーン投稿から、ゼスプリ・レッドキウイの魅力を予想して選びツイート
賞品:ゼスプリ・レッドキウイ15個
キャンペーン概要:<ゼスプリ・レッドキウイ>の魅力を予想するアンケート回答型キャンペーンです。

インスタントウィンキャンペーンのやり方

インスタントウィンキャンペーンはオートリプライ機能を用いるため、特定のツールを利用する必要があります。多くの企業は外注をする形になるでしょう、まずは社内で方針を決める必要などがあります。インスタントウィンキャンペーンを始めるための大まかなステップは以下の通りです。実施までの流れを詳しく解説していきます。

  1. キャンペーンのターゲットと目的を設定する
  2. インスタントウィンの種類を決める
  3. キャンペーンのコンテンツを決めていく
  4. キャンペーンを実施して結果を集計していく

1.キャンペーンのターゲットと目的を設定する

まずはキャンペーンのターゲットと目的を設定します。キャンペーンで売り出したい商品やサービスを軸として「届けたいユーザー層」と「インスタントウィンキャンペーンを行う最終的なゴール」を決めましょう。

●届けたいユーザー層

売り出したい商品やサービスを誰に届けたいかを決定します。男性か女性か、どの世代・年代に向けたものか、どんな趣味趣向の人に届けたいかなど、細かく指定していきましょう。SNSは幅広いユーザー層が利用しているため、インスタントウィンキャンペーンはさまざまなターゲットの年齢層に対応できます。「20代〜30代」のようにターゲット年齢の幅は絞り込むことをおすすめします。
元々その商品やサービスのペルソナやターゲットが決まっている場合はそれらを加味して設定していきます。

●インスタントウィンキャンペーンを行う最終的なゴール

最終的なゴールというのは、たとえば「フォロワーの増加」や「新商品の売り上げ率を上げる」など、インスタントウィンキャンペーンを通して手に入れたい実績のことを指します。

これらの目標はインスタントウィンキャンペーンを実施する間でも絶対に変わることのない基盤のような役割を果たします。明確かつ現実的なゴールを設定するようにしましょう。

それらが決まったらキャンペーンの実施期間や商品、当選数などを決めていきます。

2.インスタントウィンの種類を決める

インスタントウィンキャンペーンの実施はツールなしには行うことができません。一般的にオートリプライ機能を外注する必要があります。そのためまずは「フォロー&リツイート」と「カンバセーショナルカード」どちらのインスタントウィンキャンペーンを採用して商品やサービスをPRしていくか決定しましょう。上述したインスタントウィンの種類の特徴やメリットを参考にしながら、商品やサービスの特徴に合わせて宣伝に一番適したインスタントウィンを選びましょう。

3.キャンペーンのコンテンツを決めていく

売り出す商品やサービスとそれに伴ったターゲットと目的、それから使用するインスタントウィンを決めたらいよいよキャンペーンの内容を決めていきましょう。どんなキャッチコピーにするか、画像や映像にするかなどをそれぞれ企画に沿って作成します。さらにSNSキャンペーンをする際は必ずつけたいのが「ハッシュタグ」です。企画に関連しており、かつ過去に使用されたことのないハッシュタグをつけましょう。カンバセーショナルカードを利用する場合は、それぞれの選択肢の文言を考える必要があります。

4.キャンペーンを実施して結果を集計していく

企画がまとまったらいよいよキャンペーンを実施していきましょう。インスタントウィンキャンペーンは人的コストの低いキャンペーンですが、トラブルがあった際にすぐ対応できるよう、実施期間中もユーザーのリアクションなど欠かさずチェックしておきましょう。専用の集計ツールを使用すれば、ツイートに反応をしたアカウントをリスト化してデータにすることもできます。

インスタントウィンを成功させるポイント

・リプライは送れる回数に制限がある

インスタントウィンキャンペーンの当落発表は基本的にオートリプライ機能を利用します。応募するユーザーが応募条件を満たした時点で自動でリプライが送信される仕様であり、タイムリーな当落発表のエンターテイメント性がユーザーからの人気を集めているキャンペーンであるため、リプライ機能はインスタントウィンキャンペーンにおいて重要なシステムだと言えるでしょう。

そこで注意したいポイントとして、リプライを送れる回数には制限があるという点です。Twitterヘルプセンターの「Twitterリミット」という項目にある通り、一般アカウントの1日のツイート数は2,400件です。また、30分単位にリミットが設けられているため短時間での大量ツイートはできません。リプライも1ツイートとしてカウントされるだけでなく、リツイート数もツイートとして扱われるので注意しましょう。

これを超えてしまうと当落結果を送信できなかったり、送信が遅れるなどといったトラブルにつながってしまいます。応募ユーザー数イコール送信するリプライ数に直結するため必ず確認しておきましょう。

この問題の解決策の一つとして、Twitter社に対して「リプライ数およびDM数の上限を引き上げる申請」が挙げられます。この申請をすることで1日のリプライ数が増え、よりインスタントウィンキャンペーンを円滑に実施することができます。この申請は承認を得るまでに時間がかかる場合があります。そのため、キャンペーン実施期間から逆算をして早めの申請をすることをおすすめします。1ヶ月前までには申請を済ませておくと安心です。

・ターゲットと目的を明確にする

インスタントウィンを始める前にターゲットと目的を設定しましょう。どんなユーザー層に向けてのPRなのか、どんな目的をもってインスタントウィンを行うのか、キャンペーンの基盤となる重要な設定ですので慎重に決めましょう。決めた事項を指針としてインスタントウィンキャンペーンを組み立てていきます。開催中もこの指針がブレないことがベストです。

・応募条件を簡潔にする

応募の条件はわかりやすく簡潔なものにしましょう。応募がひとつのSNSの中で完了するように設定することがベターです。公式サイトや他サイトにアクセスするなどの条件が加わると、手間が増えることによりユーザーの参加意欲が削がれてしまいます。インスタントウィンの最大のメリットは手軽さですので、この特徴を十分生かしたキャンペーンにすることが望ましいです。

・インスタントウィンキャンペーン後もユーザーに有益な情報を発信する

「企業がインスタントウィンツールを利用するメリット」でも記述したように、インスタントウィンキャンペーン実施中はフォロワーが一度に増えます。しかしせっかくフォローをしてくれても、アカウントが有益な情報をツイートしていなければすぐにアンフォローされてしまうでしょう。フォロワーの興味を引く発信を続けることで、今後のPRの成功にも繋がります。

・景品表示法に違反していないか注意する

景品表示法とは

景品表示法とは、消費者が安心して商品やサービスを利用できるように制定されている法律です。具体的に商品やサービスの品質、内容、価格などを偽った表示を防いだり、客引きのための課題な景品類の提供を防ぐ目的が挙げられます。キャンペーンに応募して景品を得るタイプを「オープン懸賞」と言い、商品の購入やサービスの利用を条件に景品を得るタイプを「クローズド懸賞」と言います。前者は景品の金額に制限がありませんが、後者は細かく限度額が制定されています。

インスタントウィンキャンペーンは通常割引クーポンなどの景品が多いため、クローズド懸賞に該当します。よって景品にできる品の額に制限がかかることがしばしばあります。当選商品を決める際に必ず景品表示法を確認しましょう。

まとめ

インスタントウィンは手軽さ・素早さが売りのキャンペーンです。その場で当選するというエンターテイメント性がユーザーからの人気を博しており、企業の目的とマッチすれば高いPR効果が期待できます。SNSキャンペーンはインスタントウィンの他にも様々な種類があるので、売り出したいものやサービスに最も適したキャンペーンを選びましょう。