03-6403-9825
平日 10:00〜18:00

インスタントウィンキャンペーンとは?

はじめに

本記事はTwitterやInstagram、LINEなどのSNSで行うWEBキャンペーンのひとつであるインスタントウィンキャンペーンの仕組みやメリットについて紹介します。企業側にも参加ユーザー側にもメリットが豊富なインスタントウィン方式は、SNSで高い人気を保持しているため多くの企業が採用しています。インスタントウィンの意味をあまり知らない方や、インスタントウィンキャンペーンに興味がある方、インスタントウィンキャンペーンを実施してみたい企業様はこの記事をぜひ参考にしてください。

インスタントウィンキャンペーンとは?

インスタントウィンキャンペーンとは、フォロワーを増やしたり新商品のPRや消費者の購買を促すための広告要素をもったSNSキャンペーン施策のひとつです。その場ですぐに当選結果が分かるWEBキャンペーンで、抽選に参加をするとオートリプライ機能によりその場で当選結果が分かります。

インスタントウィンはTwitterが主流ですが、LINEやInstagramでも実施されており、2022年7月時点ではTiktokでも導入されました。インスタントウィンは各SNSに波及しています。

抽選結果を待つ必要がないんだね!

インスタントウィンを利用するメリット

インスタントウィンを行うメリットはデメリットを大きく上回り、ユーザー側にも企業側にもあります。ここでは双方のメリットを、企業側視点で紹介します。

■企業がインスタントウィンを実施するメリット

・ツイッターのフォロワーが短期間で増加する

一般的にインスタントウィンでは開催アカウントのフォローが応募条件に含まれています。そのため応募参加者数=フォロワー数に直結します。インスタントウィンはキャンペーンの参加のハードルが低いため、多くのユーザーが参加することが見込めます。短期間で爆発的にフォロワーが増えることが予想されるでしょう。フォロワーが増えれば、キャンペーン終了後も自社の発信を見てもらえるユーザーが増えることになり、SNSにおける貴重な財産となるでしょう。

フォローとRTだけなら片手間でできちゃう

・新商品や新サービスの広告効果が期待できる

インスタントウィンキャンペーンは主にファストフード店やコンビニなどの新商品のPRで活用されていることが多く、ユーザーが新商品や新サービスを手軽に試したり購入したりするきっかけに繋がります。インスタントウィンはツイートやリツイート、引用リツイート機能を用いた拡散力に優れているキャンペーンなので、参加するユーザーは必然的にフォロワーに情報を発信することとなります。そのため広いユーザー層に認知されることが期待できます。
ツイートや引用リツイート時にハッシュタグをつけることを条件に足すこともできるので、Twitterのトレンドに入ってユーザーの間で話題を呼ぶきっかけにもなるでしょう。

ユーザーやキャンペーン内容によっては、インスタントウィンで当選した商品を写真に撮るなどしてTwitterに投稿してもらえるメリットがあります。キャンペーンを通してUGC効果アップを狙うことができるでしょう。

・キャンペーン実施の人件費やリソースのコストを抑えることができる

インスタントウィンは基本的に専用のツールの導入が必須です。キャンペーンが自動化することで人件費やリソースのコストを抑えることができます。インスタントウィンはオートリプライをはじめとした抽選機能やキャンペーンに参加したユーザーのリスト化など、キャンペーンの一連の流れに人の手が入ることが基本的にありません。そのためキャンペーンの集計などを手作業で行う必要がなく、リソースをカットすることができます。

手動だと追いつかないよ〜!

また、広告が基本的にTwitterの中で完結するため従来の印刷物作成やランディングページの作成、プレゼントの配送費用がかからないことも特徴です。応募から当選発表までの自動化されたシステムは外注をする必要がありますが、総合的に考えると予算やコストは大幅にカットできることでしょう。

・ユーザーに企業のファンになってもらえるきっかけになる

インスタントウィンはエンターテイメント性が魅力です。キャンペーンの内容がユーザー目線で楽しめるものだと高い反響を得ることができるでしょう。ユーザーが楽しいと感じるキャンペーンを開催することで、ユーザーに親近感を感じてもらいやすくなります。自分のフォロワーが参加していると「自分もやってみよう」と思うユーザーも増え、さらに参加者を増やすことができます。ここから企業の商品やサービスに興味をもってもらえたり、ブランドのファンになってもらえる可能性が期待できます。

■ユーザーがインスタントウィンに参加するメリット

・ツイッターから気軽に応募することができる

インスタントウィンはたった数ステップで即時結果が分かるハードルの低さが魅力です。TwitterなどのSNSで指定のアカウントをフォローしたり、リツイートをするといった簡単な条件で無料参加が可能です。また、インスタントウィンキャンペーンの多くは当選者に個人情報の入力を必要としないためプライバシーの観点からも安心して応募することができます。

・インスタントウィンキャンペーンは日常で活用しやすい景品が多い

インスタントウィンのプレゼントはドーナツやコーヒーの無料クーポンチケットなどの比較的低価格なデジタルギフトを使用し、かつ当選確率が高いというものです。多くの参加ユーザーが当選する可能性があり、話題性を呼ぶことが期待できます。企業側としても、拡散力の高いTwitterでキャンペーンをすることで多くのユーザーの目に留まり認知度の拡大や購買促進に繋がります。

・キャンペーン開催中に何度もインスタントウィンに応募することができる

また、インスタントウィンの参加回数はたった1回きりとは限りません。一般的なキャンペーンだと1日1回参加できることがあります。ユーザー側は毎日当選する可能性がありワクワク感がありますし、毎日参加をすることでおのずとPR商品を覚えていきます。企業側としては同じユーザーが何度も拡散をしてもらえることが魅力です。

当たらなくても商品が気になってくる…

ツイッターを用いたインスタントウィンキャンペーンの種類

インスタントウィンキャンペーンは分けていくつか種類があります。インスタントウィンキャンペーンの開催を検討している方は自社のサービスや売り出したい商品の特徴を加味して、一番広告効果が期待できそうな種類のインスタントウィンを検討しましょう。インスタントウィンキャンペーンの事例とともにご紹介します。

■フォロー&リツイートタイプ

フォロー&リツイートタイプは最も一般的に展開されているインスタントウィンの種類です。アカウントをフォローした後に対象のツイートをリツイート(または引用リツイート)して応募することが条件になっているインスタントウィンです。当選結果は直接リプライで自動返信がきます。
ハードルが低い簡単な条件で多くのユーザーの参加が期待できるため、拡散力に優れているメリットがあります。

フォロー&リツイートタイプは主にフォロワーを増やして認知度を上げることに適しています。また、何かを考えて呟くなどといった手間がない分、拡散力の強い手法でもあります。とにかく多くのユーザーにリーチしてもらうことに特化したい場合におすすめのインスタントウィンです。

【インスタントウィン成功事例1】ほっかほっか亭 

対象期間:2022年7月4日~2022年7月31日
応募条件:ほっかほっか亭の公式アカウントをフォロー+対象ツイートをリツイート。
賞品:おろし天丼 無料引換券
キャンペーン概要:期間中に毎日投稿される対象ツイートをリツイートすると、その場で抽選で1,000名に『ほっかほっか亭 おろし天丼 無料引換券』が当たるプレゼントキャンペーンです。

【インスタントウィン成功事例2】伊藤ハム

対象期間:2022年9月1日~2022年9月30日
応募条件:伊藤ハムの公式アカウントをフォロー+対象ツイートをリツイート。
賞品:抽選で100名様に「グランドアルトバイエルン 24袋 1ケース」をプレゼント
キャンペーン概要:期間中に応募された応募者のうち、抽選で100名様に「グランドアルトバイエルン 24袋 1ケース」をプレゼントいたします。

【インスタントウィン成功事例3】ローソン

対象期間:2019年3月12日~2019年3月21日
応募条件:ローソンの公式アカウントをフォロー+対象ツイートをリツイート。
賞品:マチノパン チーズ!チーズブール 無料引換券
キャンペーン概要:期間中に応募された応募者のうち、1日あたり1万名様 合計10万名様にマチノパン チーズ!チーズブール 無料引換券をプレゼントいたします。

■レシート応募キャンペーンタイプ

商品を購入したレシートを撮影して送信するとその場で当選結果がわかる仕組みのインスタントウィンキャンペーンです。応募条件がフォロー&リツイートが主力のインスタントウィンですが、このように商品の購入が応募の条件である種類も存在します。基本的に一枚のレシートに一度のみ応募が可能で、不正ができない仕組みになっています。実際にお店で商品を購入する手間があるため、SNS内で応募が完結するリツイートキャンペーンよりも参加者は見込めません。ですが応募数が購入者数に直結するキャンペーンです。

【インスタントウィン成功事例4】伊藤ハム

対象期間:2022年8月21日~2022年9月30日
応募条件:キャンペーン期間中に対象商品「ポール®️ウインナー10本入」を購入したレシートで応募してください。レシート1枚につき1回の応募が可能です。
賞品:JCBギフトカード1,000円分
キャンペーン概要:ポール®️ウインナー10本入を購入したレシートで応募ができるインスタントウィンキャンペーンです。

■カンバセーショナルカードタイプ

※2022年4月からカンバセーショナルカードの利用は停止中です。再開時期は未定です。

対象ツイートに付いているアンケート形式のボタン(カンバセーショナルカード)をタップして、自動で付与されたハッシュタグと共にツイートをすることで応募が完了するシステムのインスタントウィンです。応募条件にツイートが含まれていることから、こちらはフォロー&リツイートタイプと違いユーザー参加型のキャンペーンです。

アンケート形式のボタンは最大4つまで項目を増やすことが可能です。内容はアンケートにこだわらずクイズ形式にするなど、プロモーションの内容に応じて変更が可能。アイデア次第ではよりユーザーが盛り上がるキャンペーンになるでしょう。

カンバセーショナルカードは引用リツイートでの応募が主流ですので、ツイートをするときに合わせて自分の感想や意見を呟くことができます。この時ハッシュタグと一緒に投稿してもらうことで、企業側はユーザーのツイートを確認してUGCを獲得することができます。拡散してもらえるだけでなくユーザーの意見も拾えるため一石二鳥の方法だと言えます。フォロー&リツイートタイプに比べて拡散力はやや劣る印象ですが、拡散をしてもらうことに加えてアンケートを獲得することもできるお得なインスタントウィンです。

【インスタントウィン成功事例5】ゼスプリキウイ

対象期間:2021年4月14日~2021年4月18日
応募条件:ゼスプリキウイ公式アカウントをフォロー+キャンペーン投稿から、ゼスプリ・レッドキウイの魅力を予想して選びツイート
賞品:ゼスプリ・レッドキウイ15個
キャンペーン概要:<ゼスプリ・レッドキウイ>の魅力を予想するアンケート回答型キャンペーンです。

■LINEのインスタントウィンキャンペーン

LINEでインスタントウィンを実施した事例はTwitterに比べてまだまだ少ないですが、SNSを複数使用して同時にインスタントウィンキャンペーンをするといった取り組みもあります。幅広いSNSを取り込んでいくことで、キャンペーンを見つけてもらう母数を増やすことができます。

【インスタントウィン成功事例6】サントリー

対象期間:2021年6月1日~2021年7月8日
応募条件:アンケートに回答する
賞品:夏のあいあいカレー皿キャンペーンの応募券付き金麦350ml6缶
キャンペーン概要:7月5日にスタートする、サントリー「金麦」と、ハウス食品「ジャワカレー」「こくまろカレー」がコラボした『夏のあいあいカレー皿キャンペーン』の事前キャンペーンとしてLINEでインスタントウィンが実施されました。メインとなるキャンペーンへの応募を促すことが目的です。期間終了まで1日1回応募できるタイプで、スロットを回すと即時に結果が分かります。

インスタントウィンキャンペーンのやり方

インスタントウィンキャンペーンはTwitterのオートリプライ機能を用いるため、特定のツールを利用する必要があります。多くの企業は外注をする形になるでしょう、まずは社内で方針を決める必要などがあります。インスタントウィンキャンペーンを始めるための大まかな手順は以下の通りです。インスタントウィンキャンペーン実施までの流れを詳しく説明していきます。

  1. インスタントウィン企画のターゲットとなるユーザー層やゴールを設定する                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       
  2. インスタントウィンの種類を決める
  3. キャンペーンのクリエイティブ(広告素材)を作成していく
  4. キャンペーンを実施して結果を集計していく

①インスタントウィン企画のターゲットとなるユーザー層やゴールを設定する

まずは企画のターゲットとなるユーザー層やゴールを設定するを設定します。キャンペーンで売り出したい自社商品やサービスを軸として「届けたいユーザーのターゲット層」と「インスタントウィンキャンペーンを行う最終的なゴール」を決めましょう。

これらはキャンペーンの基盤となる重要な設定ですので慎重に決めましょう。決めた事項を指針としてインスタントウィンキャンペーンを組み立てていきます。開催中もこの指針がブレないことがベストです。

炎上への配慮もSNS広告ではマスト!

●インスタントウィンを届けたいユーザー層

売り出したい商品やサービスを誰に届けたいかを決定します。男性か女性か、どの世代・年代に向けたものか、どんな趣味趣向の人に届けたいかなど、ペルソナを細かく指定していきましょう。SNSは幅広いユーザー層が利用しているため、インスタントウィンキャンペーンはさまざまなターゲットの年齢層に対応できます。「20代〜30代」のようにターゲット年齢の幅は絞り込むことをおすすめします。
元々その商品やサービスのペルソナやターゲットが決まっている場合はそれらを加味して設定していきます。

●インスタントウィンキャンペーンを行う最終的なゴール

最終的なゴールというのは、「フォロワーの増加」や「新商品の売り上げ率を上げる」など、インスタントウィンキャンペーンを通して手に入れたい実績のことを指します。

これらの目標はインスタントウィンキャンペーンを実施する間でも絶対に変わることのない基盤のような役割を果たします。明確かつ現実的なゴールを設定するようにしましょう。

それらが決まったらキャンペーンの実施期間や商品、当選数などを決めていきます。

②インスタントウィンの種類を決める

インスタントウィンキャンペーンの実施はツールなしには行うことができません。一般的にオートリプライ機能を外注する必要があります。そのためまずはどのインスタントウィンキャンペーンを採用して商品やサービスをPRしていくか決定しましょう。上述したインスタントウィンの種類の特徴やメリットを参考にしながら、商品やサービスの特徴に合わせて広告に一番適したインスタントウィンを選びましょう。

③インスタントウィンキャンペーンのクリエイティブ(広告素材)を作成していく

売り出す商品やサービスとそれに伴ったターゲットと目的、それから使用するインスタントウィンを決めたらいよいよキャンペーンの内容を決めて準備していきましょう。どんなキャッチコピーにするか、景品は何か、画像や動画にするかなど、企画に沿ってクリエイティブを作成します。企業の目的に沿っているだけでなく、ターゲットのニーズに応えることを念頭におきましょう。SNSキャンペーンをする際に忘れてはいけないのは「ハッシュタグ」です。企画に関連しており、かつ過去に使用されたことのないハッシュタグをつけましょう。

●インスタントウィンの応募条件を簡潔にする

応募の条件はわかりやすく簡潔なものにしましょう。応募がひとつのSNSの中で完了するように設定することがベターです。公式サイトや他サイトにアクセスするなどの条件が加わると、手間が増えることによりユーザーの参加意欲が削がれてしまいます。インスタントウィンの最大のメリットは手軽さですので、この特徴を十分生かしたキャンペーンにすることが望ましいです。

RTしてアンケートに答えてサイトに飛んで…や〜めた!

④インスタントウィンキャンペーンを実施して結果を集計していく

キャンペーンの体制が整ったらいよいよSNSに投稿・配信をしてキャンペーンを実施していきましょう。インスタントウィンキャンペーンは人的コストの低いキャンペーンですが、トラブルがあった際にすぐ対応できるよう、実施期間中もユーザーのリアクションなど欠かさずチェックしておきましょう。専用の集計ツールを使用すれば、ツイートに反応をしたアカウントを収集・リスト化してデータにすることもできます。

インスタントウィンキャンペーンの費用の相場は?

インスタントウィンキャンペーンを開催する際の値段は30~120万円ほどです。インスタントウィンツールの初期費用や月額費用に加え、キャンペーンのTwitter広告デザイン費用なども企業に一任するのであれば費用はより高くつくケースがあります。しかし作業的負担を考慮すると、インスタントウィンのツール開発を手掛けておりノウハウがある企業に依頼をすることをおすすめします。できるだけコストを削減したい場合は自社で対応するかフリーランスに依頼する方法もあります。

●Twitterインスタントウィンキャンペーンの料金内訳の例

ツールの初期費用:0円〜10万円
ツールの月額運営費用:20万〜100万円
キャンペーンのデザイン費用:10万〜30万円

インスタントウィンを成功させるポイント

●オートリプライは送れる回数に制限がある

インスタントウィンキャンペーンの当落発表は基本的にオートリプライ機能を利用します。応募するユーザーが応募条件を満たした時点で自動でリプライが送信される仕様であり、タイムリーな当落発表のエンターテイメント性と当選確率の高さがユーザーからの人気を集めているキャンペーンであるため、リプライ機能はインスタントウィンキャンペーンにおいて重要なシステムだと言えるでしょう。

そこで注意したいポイントとして、リプライを送れる回数には制限があるという点です。Twitterヘルプセンターの「Twitterリミット」という項目にある通り、一般アカウントの1日のツイート数は2,400件です。また、30分単位にリミットが設けられているため短時間での大量ツイートはできません。リプライも1ツイートとしてカウントされるだけでなく、リツイート数もツイートとして扱われるので注意しましょう。

これを超えてしまうと当落結果を送信できなかったり、送信が遅れるなどといったトラブルにつながってしまいます。必ず確認しておきましょう。

解決策①リプライ数およびDM数の上限を引き上げる申請

この問題の解決策の一つとして、Twitter社に対して「リプライ数およびDM数の上限を引き上げる申請」が挙げられます。この申請をすることで1日のリプライ数が増え、よりインスタントウィンキャンペーンを円滑に実施することができます。この申請は承認を得るまでに時間がかかる場合があります。そのため、キャンペーン実施期間から逆算をして早めの申請をすることをおすすめします。1ヶ月前までには申請を済ませておくと安心です。

解決策②ツイッターのアカウントを認証アカウントにする

アカウントの横に青いチェックマークのバッジがついているアカウントを見たことがあるかと思います。Twitterから信頼を得ているアカウントは、申請をすると「認証アカウント」にすることができます。これは信頼感のあるアカウントの証明であり、複数の条件を満たした特定のアカウントがもらえる称号です。認証アカウントがインスタントウィンキャンペーンをする際のリプライの上限数は、一般アカウントとは異なり「リプライ数およびDM数の上限を引き上げる申請」をした際と同等の使用制限になります。企業アカウントや著名人が一般的に認証アカウントのバッジを得られます。

Twitterの認証アカウントになるためには、さまざまな条件があります。詳しくはTwitterのヘルプセンターをご覧ください。

アカウントが認証を受けるには、高い認知を得ている個人ブランドを代表する、またはそうした個人やブランドに関連するものとして、以下に記載している著名性の条件を満たしている必要があります。Twitterではアカウント管理者の本人確認に加えて、以下の種類のアカウントを、記載されている条件に基づいて認証します。すべてのカテゴリーにおいて、当該アカウントの所属先にTwitterのビジネスパートナーか、またはTwitterが直接照会を行い、所属の要件が満たされているか独自に確認を取る場合もあります。カテゴリーごとに、著名性の確認のため次のような種類の情報の提供をお願いすることがあります。

Twitterヘルプセンター(https://help.twitter.com/ja/managing-your-account/about-twitter-verified-accounts)

●インスタントウィンキャンペーン後もユーザーに有益な情報を発信する

「企業がインスタントウィンツールを利用するメリット」でも記述したように、インスタントウィンキャンペーン実施中はフォロワーが一度に増えます。しかしせっかくフォローをしてもらえても、アカウントが有益な情報をツイートしていなければすぐにアンフォローされてしまうでしょう。キャンペーン終了後もフォロワーの興味を引く発信を続けることで、今後のPRの成功にも繋がります。

フォローしてもらったならファンになってもらおう!

●景品表示法に違反していないか注意する

インスタントウィンキャンペーンは通常割引クーポンなどの景品が多いため、クローズド懸賞に該当します。よって景品にできる品の額に制限がかかることがしばしばあります。当選商品を決める際に必ず景品表示法を確認しましょう。

景品表示法とは

景品表示法は、正式には、不当景品類及び不当表示防止法(昭和37年法律第134号)といいます。景表法と略されることもあります。
消費者なら、誰もがより良い商品やサービスを求めます。ところが、実際より良く見せかける表示が行われたり、過大な景品付き販売が行われると、それらにつられて消費者が実際には質の良くない商品やサービスを買ってしまい不利益を被るおそれがあります。
景品表示法は、商品やサービスの品質、内容、価格等を偽って表示を行うことを厳しく規制するとともに、過大な景品類の提供を防ぐために景品類の最高額を制限することなどにより、消費者のみなさんがより良い商品やサービスを自主的かつ合理的に選べる環境を守ります。

消費者庁公式ホームページ
(https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling/#introduction)

景品表示法とは、消費者が安心して商品やサービスを利用できるように制定されている法律です。具体的に商品やサービスの品質、内容、価格などを偽った表示を防いだり、客引きのための課題な景品類の提供を防ぐ目的が挙げられます。キャンペーンに応募して景品を得るタイプを「オープン懸賞」と言い、商品の購入やサービスの利用を条件に景品を得るタイプを「クローズド懸賞」と言います。前者は景品の金額に制限がありませんが、後者は細かく限度額が制定されています。ノートパソコンやiPhoneなどの高額な商品はインスタントウィンキャンペーンの景品対象にはなりません。

【ここだけ読めば大丈夫!】インスタントウィンに関するFAQ

インスタントウィンはSNSキャンペーンの種類の一つです。フォローやリツイートなどの条件を満たして応募をするとオートリプライ機能によってその場で抽選結果が分かる仕組みです。
インスタントウィンの応募条件には「対象アカウントのフォロー」が含まれていることが一般的です。そのため応募者が増えれば増えるほどフォロワーが増えるメリットがあります。また、Twitterという拡散力に優れたSNSを使用することでキャンペーンがより多くのユーザーの目に留まることが期待できます。 ユーザー視点のメリットは簡単な応募方法により参加のハードルが低いこと、抽選結果がその場でわかること、一般的なキャンペーンよりも当選率が高いことなどが挙げられます。
インスタントウィンを実施できる上限は当選結果を送るリプライの上限数に比例します。オートリプライ機能を用いた即時当選がインスタントウィンの一番の特徴とも言えるため、リプライが十分に送れる環境を作ることが大前提です。通常1日のツイート上限数は2,400件ですが、Twitter社にリプライ数上限の引き上げを申請するとその限りではありません。インスタントウィンキャンペーンを実施する際は必ずこの申請を行いましょう。申請承認に時間がかかる場合があるため、キャンペーン実施開始の1ヶ月前までには申請をしておくと良いです。
インスタントウィンキャンペーンを実施する一連の流れは以下の通りです。 1.キャンペーンのターゲットと目的を設定する 2.インスタントウィンの種類を決める 3.キャンペーンのコンテンツを決めていく 4.キャンペーンを実施して結果を集計していく
インスタントウィンのキャンペーン実施期間は企業やキャンペーンにより異なりますが、短くて1週間、長くて1ヶ月ほどが一般的です。期間を決定する際の注意点として、キャンペーンの当選人数を期間日数よりも上回らせることが景品表示法により定められている点です。つまり開催期間が1週間だった場合、当選人数は7名以上に設定する必要があります。

インスタントウィンキャンペーンまとめ

いかがでしたでしょうか。インスタントウィンは手軽さ・素早さが売りのキャンペーンです。インスタントウィン特有のエンターテイメント性がユーザーからの人気を博しており、企業の目的とマッチすれば高い広告効果が期待できます。SNSキャンペーンはインスタントウィンの他にも様々な種類があるので、売り出したいものやサービスに最も適したキャンペーンを選びましょう。

またね〜