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Twitter(ツイッター)の「リプ」とは何か? 意味と使い方を徹底解説!

Twitterのリプとは何か? 今さら聞けない意味と使い方

(2021年9月13日に更新)

「そもそもリプって何?」
「どうやるの? どんなメリットがあるの?」

この記事はそんな方に向けて、書いております。

ツイッターに限らず、ネット、SNSには色々な用語が飛び交います。
しかもそういった用語は、省略されることも、よくあるので初心者のうちは、慣れないことも多いでしょう。

そこでこの記事では、「リプ」の意味、やり方、使うメリットまで、隈なく解説したいと思います。

リプとは何か?

リプとは「リプライ」の略称で、日本語に訳すと「返信」を意味します。

返信というとメールのやり取りを、思い浮かべるかも知れませんが、Twitterでは「コメント」のような機能を、リプライと呼びます。

例えばYouTubeなどの動画サイトでは、不特定多数のユーザーが、特定の動画コンテンツに対して、コメントが書き込めるようになっています。
Twitterも同じで、特定のツイートに対して、ユーザーがコメントを書き込めるようになっているのです。
この機能を「リプ」といいます。

リプの利用方法

1ツイート左下の、吹き出しをタップ

ツイートの下には、右から「いいねボタン」「リツイートボタン」「リプライボタン」が並んでいます。
一番左の吹き出しが、リプライボタンです。

吹き出しをタップすると、すぐコメントが書けるようになっており、書き終えたら右上の「送信ボタン」を押します。
これでリプライ完了です。

2リプライするツイートをタップし、返信する

リプライする方法は他にもあります。
リプライする投稿をタップすると、画面下に「返信をツイート」という欄があります。

「返信をツイート」をクリックすると、コメントを打ち込めるので、文章入力を終えたら画面右下の「返信」を押してリプライ完了です。
投稿内容をじっくり読みたいとき、他のリプを確認したいときなどは、この方法を使うといいでしょう。

いずれの方法でも、リプライの内容は、相手のアカウントが鍵アカ(※)でない限り、他のユーザーにも公開されます
それを念頭に置いた上で、投稿しましょう。
(※)プロフィールやツイートの公開範囲を限定したアカウント。

リプの通知設定

Twitterアプリ内の通知設定(※パソコンの場合は下に記しました)

①画面左上の、自分のアイコンをタップ

②「設定とプライバシー」をタップ

③「通知」をタップ

④「プッシュ通知」をタップ

⑤「@ツイートと返信」のオン/オフを選ぶ

※パソコンなどからWEBで設定する場合は、①②までは同じです。そこから「環境設定」を押し、「SMS通知」「電子メール通知」を設定します。

スマホの通知設定

次にiPhone、Androidでリプの通知を受け取る/受け取らない方法です。
これを設定すると、アプリを開いていないときに、通知を受け取るかどうかを選べます。

1iPhoneの場合

①「設定」を開く

②「通知」をタップ

③Twitterアプリを選ぶ

④「通知を許可」するかどうか選択

2Androidの場合

①「設定」を開く

②「アプリと通知」をタップ

③「通知」を選ぶ

④「Twitter」のスライドボタンで設定

メンション付きメッセージとは違う

メンションとは「@ユーザー名」のことで、これはアカウントのプロフィール画面にある、アイコンと名前の下に表示されています。
特定のユーザーに、メンション付きでリプライしたい時は、ツイートの投稿画面を開き、「@ユーザー名+スペース」を入力した後に、メッセージを書きます。

メンション付きツイートは、リプライとは違います
リプライは「投稿に対してコメントする」のに対して、メンションは投稿を介さないユーザー間のやり取りです。
紛らわしくならないよう、覚えておきましょう。

リプ内容は通常のツイート同様にできる

リプで発信できる内容は、通常のツイートと変わりません。
画像を貼ることも、スタンプを押すことも出来ます。
ハッシュタグ(※)を付けて、キーワードを添えることも可能です。
(※)「#」の記号のこと。#の横にキーワードを添えることで、Twitter検索に表示されやすくなる。

特にスタンプなどを活用すると、親近感も湧くので、積極的に利用しましょう。

リプの削除方法

一度投稿したリプでも、削除することが可能です。
投稿右上の3点リーダー「…」を押し、「ツイートを削除」をタップします。
これで完了です。

リプの使い方

交流

リプを飛ばす一番の目的は、交流です。
Twitterアカウントを運用する目的が、情報収集にせよ趣味にせよビジネスにせよ、「交流してこそ始めてツイッターを楽しめる」と感じる方も多いです。
「リプ仲間」をつくると、友人が出来たみたいで、楽しくなるのかも知れません。

またそういった「濃い」仲間を作ると、いわゆるオフ会のように、リアルで会うきっかけにもなります。
実際にSNSから友人関係を築いたり、中にはtwitterで婚活する「Twitter婚活」なんて言葉もある程です。
しかし

「顔も知らない相手と会うのは怖い」

と感じる方も、いらっしゃるかもしれません。

確かにSNSは顔の見えない相手、本名を知らない相手との交流もできるので、危険な側面があることは否めません。
しかし欧米などでは、「SNSで知り合った夫婦の方が仲が良い」というデータもあるのです。
ただ「近くにいるから」いう理由での交流ではなく、SNSでは共通の趣味などの話題で、盛り上がるので結婚生活も上手くいくのかも知れません。

SNSではリアルの友人・恋人と出会うチャンスになります。
しかしリスクもあるのは事実ですので、「人目の少ない所では合わない」などの工夫をしましょう。

またビジネス目的で、アカウントを運用している方にとっても、リプで交流を図るのはおすすめです。
まず第一に、アカウントを見ているユーザーに、親近感を与えます。

それだけでなく、リプをした投稿の、作成者をフォローしている人のタイムラインに、自身のリプ内容が載ることがあります。
さらに投稿者がリプにいいねや返信などの反応をしてくれれば、タイムラインに載る可能性は高まります。
なので自身のアカウントの、認知度を高めることに役立つのです。

更に、もしリプの習慣を継続すれば、「リプ仲間」が出来ることがあります。
互いにリプし合う関係性になれば、相手のリプ内容が、お互いのフォロワーの目に触れることになります。
すると両者の認知度が、高まることになりと同時に、例えビジネスであっても「交流を楽しむ」ことが出来ます。

キャンペーン

企業などがキャンペーンにリプを活用するのも、運用において有効です。

キャンペーンとは、「○○すると抽選で△△名に商品プレゼント」というものです。
SNS上で何かアクションをしてもらうことで、それが参加の証となり、当選者を確定します。

応募方法には、投稿を「フォロー&リツイート」する、「フォロー&引用リツイート」するなど様々ありますが、応募条件にリプライを入れ込むのも一つの手です。
企業を知ってもらうきっかけになりますし、商品・サービスの宣伝投稿を、リプをしてもらうことで、拡散効果も期待できます。

あるいは「会社側がリプライをする」という方法もあります。
上記で示した、「フォロー&リツイート」「フォロー&引用リツイート」をしてもらった後、そのお返しにリプライを送るというものです。

この場合は、応募してくれた人全員に、お返しをすることになります。
送るものがキャラクターの壁紙の写真だったり、映画の先行映像のときには、かなり効果的な方法です。

例えばそのキャラクターが登場するゲーム発売前、映画公開前に、このキャンペーンを行うと、購入してくれる人や鑑賞してくれる人が、増える可能性があります。
また企業側がユーザーにリプをしてくれることで、好印象にもつながります。

商品・サービスを提供するときこそ、リプに力を入れることが大事で、高い集客効果が見込めるのです。

インフルエンサーに絡む

Twitterは拡散力のあるメディアです。
上手く利用すれば、自分の発言を多くの利用者に、あっという間に広めることが出来ます。

しかしまだフォロワー数の少ないうちは、中々難しいでしょう。
そういう場合、「フォロワーの多い人気アカウントに絡む」という方法があります。

フォロワー数が多い人気アカウントは、俗に「インフルエンサー」と呼ばれます。
インフルエンサーの特徴には、

・フォロワーが多い
・投稿にいいね・リツイート・リプが沢山つく

などが挙げられます。
例えば「ツイートしたらすぐに10、20以上の、リプライが来る」なんてアカウントは、インフルエンサーである可能性が高いでしょう。

インフルエンサーの投稿は、多くのユーザーの目に留まります。
なのでその投稿に、リプライを送ることで、より沢山のユーザーのタイムラインに、自身のリプライが表示されるチャンスが多くなるのです。

すると自身のアカウントの認知を、広めることになります。

更に自分のリプライに、インフルエンサーが反応してくれたら、タイムラインに載る可能性も上がります。
インフルエンサーのフォロワーは多いので、それだけ沢山の人の目に触れることになります。

インフルエンサーに反応してもらうコツは、投稿直後にリプをすることです。
リプライは、ツイート下に早く送った順に並びます
ゆえにトップに表示された方が、反応してくれる可能性も高まるのです。

逆に既に多くのアカウントが、投稿にリプを送っている状態では、自分の投稿は埋もれてしまいがちです。
それでもインフルエンサーをフォローしている利用者の、タイムラインに載ることはあるので、メリットはありますが、やはり投稿から間をおかずに反応した方が、効果は高まります。

早く反応するコツは、インフルエンサーが投稿したら、通知が来るよう設定しておくことです。
インフルエンサーのアカウント画面を開き、プロフィール文の右上にある「ベルマーク」を押すと、通知設定が出来ます。

またリプライを送るインフルエンサーは、自分と同じようなターゲット層に発信しているアカウントを選ぶのが賢明です。

自分の発信内容に、興味を持ちそうなユーザーに、接する方が効率がいいからです。
SNSで情報収集する人は、色々な商品・サービスを比較したがっている人が多いです。
だからこそ、絡むインフルエンサーは、自身のコンセプトと似たアカウントの方が、運用において効果的なのです。

フォロワーを増やしたい方、SNS上の認知度を高めたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

リプの注意点

さて、これまでリプとは何か、リプを活用するメリットを解説しました。
一方で、リプを送る上では、注意点が必要なのも事実で、もし使い方を間違えると、トラブルに発展することもあります。

これからいくつかの注意点を、解説します。

Twitterでやりがちな、リプの種類

リプに関するミスは、パターンがあります。
それを順に説明したいと思います。

エアリプ(空リプ)

エアリプとは、特定の相手への言葉を、リプ機能を使わずにツイートすることです。

表立って誰への言葉なのは言わずとも、「暗に相手を示している」ことも多いです。
ゆえにトラブルの引き金となることも多々あります。

例えば

「○○というタレントが好きな人は、ダメだ」

という場合、もしそれを投稿しているアカウントに知り合いで、○○が好きな人がいれば、その人に向けたエアリプであることがあります。
エアリプをされた人が気づき、言い争いになるケースもあるので、SNSの雰囲気を悪くしないためにも、悪口をいうエアリプは止めましょう。

巻き込みリプ

巻き込みリプは、リプ機能を使ったら「会話の参加者全員に、送ってしまった」というパターンです。
よくあるのが、「ツイートにコメントしたら、その投稿が誰かのリプだった」というものです。

リプが同じスレッドで繰り返され、そこの一番新しいリプに返信すると、会話に参加した全ての人に、通知がいってしまいます。
特にバズった(※)ツイートで、起こりやすい現象です。
(※)インターネット上において、短期間で爆発的に広まり、話題になること。

巻き込みリプを防ぐコツは、「返信先」の欄を確認することです。
「返信先」をタップすると、返信先の一覧が表示されます。
そこで誰に送られるのかを確認し、状況に応じて設定しましょう。

巻き込みリプは、わざとでなくやってしまう、というケースが多いです。
自分がリプライする時には、注意しましょう。

クソリプ

クソリプ……いかにも俗っぽい言い方ですが、クソリプもまた代表的なトラブルとなりやすいリプライです。

これは例えば著名人の投稿に、誹謗中傷するような内容だったり、文化人が意見を発信したツイートに、的外れな議論をふっかけるなど、価値のないリプライを指して「クソリプ」と表現されます。

これは例えばインフルエンサーなど、有名アカウントになるほど遭遇しやすい現象です。
そして真面目な人ほど、そういった投稿を目にすると、落ち込んでしまいます。

クソリプが来たら、反応する必要はありません

クソリプへの対応策に、相手をブロックする方法があります。
相手のツイート右上にある「…」を押し、「○○さんをブロックする」をタップします。
ブロックされた相手は、自分のツイートを見ることも、リプライを送ることも出来ません。

しかし「相手にブロックしたことが、バレたくない」という方も多いでしょう。
その場合、ミュートを使ってください。

ミュートという機能は、特定のアカウントを、自分のアカウントに表示されないように設定することが出来ます。ミュートに設定しても、相手からは「ミュートされてる」とは分かりません。
やり方はブロックと同じく、「…」を押して

繊細な人ほど、批判コメントには敏感なものです。
最初からそういったコメントが、目に触れないようにするのも、精神ケアとしては重要でしょう。

またクソリプのような誹謗中傷は、SNSの規約で禁止されています。
もし規約に反し問題となったら、発信者を特定後、慰謝料を請求されることも十分あり得ます。

自分がしないよう気をつけるのはもちろん、クソリプを受けた場合、いざとなったら法的措置に訴えることも出来ることは念頭に置いておきましょう。

まとめ

以上、ツイッターのリプについて解説しました。

ツイッター初心者のうちは、「リプ」という言葉に馴染みがないかもしれません。
リプを活用することで利用者間の交流を深めることが出来ます。
また、インフルエンサーを目指す、企業の情報を知ってもらうという目的からみても、リプはかなり有効です。

しかしトラブルとなる危険性も秘めています。
特にクソリプは有名人になっていくほど、遭遇しやすいものです。
「もしクソリプを受けたらどうするか」も、しっかり備えておくといいですね。

皆さんもぜひ、リプを活用して、Twitterを楽しんでみてください。