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ツイッターフォロワー数を増やす方法と注意点【2021】

パソコンを見る男女

(2021年8月21日に更新)

ツイッターのフォロワー数を増やすには

「企業のブランドを上げたい」
「自社の商品をPRしたい」

この記事はそんな方へ向けて、書いております。

フォロワー数を増やすメリット

近年、twitterの利用者は、増加傾向にあります。

日本の総務省による2021年のデータによると、10代・20代の約7割、30代は5割の人が、twitterを利用していました。
『令和元年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書』より(http://www.soumu.go.jp/main_content/000708016.pdf)

つまりtwitterのフォロワーを増やし、商品・サービスの情報を発信すると、それだけ沢山のユーザーの目に触れることになります。

知ってもらえるだけではありません。マーケティングという点でも効果的です。
事実、「83%のtwitter利用者がフォロー後、半年〜1年の間に商品を購入」し、「twitterを利用するもののうち、45%の人が商品購入前に、企業の公式アカウントをフォローしている」というデータがあるのです。
『フォロワー本当に増やす意味とは』より(https://business.twitter.com/ja/blog/increasing-followers.html

今の時代、なにかビジネスをするにあたり、Twitterの運用は最早必須と言えます。そこで今回は企業で事業をしている方に向け、フォロワーを増やし方法について解説します。

フォロワーの増やし方

スマートフォンでリアクションをする

ターゲットを設定

フォロワーは、闇雲に増やせばいいものではありません。
例えば商品やサービスの宣伝をするなら、それによって、「誰の」「どんな悩みを」解決するのか明確にし、当てはまるユーザーに向けて、的を絞らなければいけません。
ターゲットは「毎日仕事で、疲れの取れない会社員の男性」など、性別や職業が具体的の方がいいです。より詳細に発信することで、ターゲットは「自分のことだ」と関心を向けてくれるからです。

よってターゲットとする人物が、今現在、「どんな悩みを抱えてるのか」を把握することも必要です。
ターゲットのアカウントが、どんなツイートをしていて、何に困っているのかを分析し、「どんな商品・サービスが求められているのか」を探りましょう。

プロフィールの充実

アカウントを訪れたユーザーが、必要な情報を知れるよう、隈なく記載することも重要です。
プロフィールページに、しっかり詳細が載っていれば、「この企業はちゃんとしているんだな」と思われますし、「企業や商品について知りたい」という方が、すぐ情報やサイトにアクセスできると、それが信用度につながるためおすすめです。

訪れたユーザーへのガイドをしっかり整備するためにまず企業の名前をしっかり記入しましょう。
アカウント画像や、背景となるカバー写真は、企業イメージに合ったものを選びます。その際、写真のサイズや、アプリのデザインなどによって、画像がどうユーザーの目に表示されるかも、しっかり確認しましょう。

また、プロフィール欄には、会社の概要や企業理念など、見た人がどんなアカウントなのか一眼で分かるようにすることが大事です。

住所やweb欄には、企業の場所やホームページへのリンクを載せるとで、関心を持ってくれたユーザーが、スムーズに会社のホームページにアクセスでき、それがまた企業への関心度を高めてくれます。
また、社員を募集中の企業なら、企業の採用情報を記載するのもおすすめです。

投稿する

認知を広めるには、定期的な新着ツイートが欠かせません。
ツイートを誰かにいいね・リツイートしてもらえれば、より多くの人のタイムラインに載り、認知度が高まるからです。

投稿においては、コンセプト企画を一貫させることが重要です。
ターゲットの共感、興味を誘ったり、有益となるツイートをしましょう。
ただし、自社の商品を宣伝しすぎるのは逆効果です。明からさまなPRばかりだと、「あ、宣伝したいだけだな」と思われ、信用度を失う恐れがあります。

ユーザーの目に留まる工夫も、必要です。
ありきたり過ぎると、読み飛ばされてしまうためです。タイムラインでは膨大なツイートが流れているため、何か目を引く特徴がないと、ユーザーは読んでくれません。
画像・動画などのコンテンツ、改行、絵文字などを活用し、思わず手を留めたくなるような、投稿を目指しましょう。

投稿する時間にも、気を配りましょう。twitterの利用者が多い時間帯に、ツイートすれば、より沢山の方の目に触れるからです。
twitterの利用率は、時間帯によって異なっており、一般的に以下の特徴があります。


・6〜8時頃の通勤・通学の時間
・12〜13時頃のお昼時間、
・16時頃に再び上昇し始め、20〜22時頃の仕事終わりに、ピークを迎える。

アクティブ率が上がる時間帯は、休日でもほとんど変わりません。ただし休日の方が1日の利用率が高い傾向にあります。ツイートは、これらの時間帯を踏まえて、行うといいでしょう。
ジャストの時間に、投稿できない場合は、予約ツイートをするのもOKです。予約ツイートはアプリからだと設定できませんが、web上で可能です。
App Ape Lab『【2020年最新版】投稿、拡散を狙えるベストな投稿時間帯は?』より(https://lab.appa.pe/2020-04/202002-twitter-better-post-timing.html)

またトレンドに敏感であることも、ツイートをする上で重要です。
トレンドとは、流行になっている話題のことで、キーワードとともに拡散されます。
twitter利用者の中には、「何がトレンドになっているのかな」と、トレンドに関係するキーワードで検索する人もいます。

なので、あえて流行のキーワードで投稿することで、今まで自社を知らなかったユーザーに、ツイートを見てもらえる可能性が高まるのです。

トレンドには、クリスマスやハロウィンなどのイベントが関係することもあります。
時期ごとにトレンドを予測して、PRの準備をするのも、売り上げアップに繋がるでしょう。
投稿はトレンド経由で、企業を知ったユーザーに、興味を持ってもらえそうな内容にしましょう。

ユーザーと交流する

ネットワーク

ユーザー、特にフォロワーとの交流も、ファンを増やす戦略です。
企業から直接、アクションしてもらえると、ユーザーの多くは親近感を感じます。更には、交流してもらえた人がツイートを拡散してくれることで、より多くの方に認知される効果も高まります。

交流の種類としては、以下のものがあります。
・自社アカウントへのリプライ(※)に返事をする。
・商品の感想をしてくれた投稿に、いいね・リツイート・リプライをする
企業からも積極的にアプローチすることで、交流を深めましょう。
(※)ツイートに対するコメントのこと。

またtwitter上における交流は、商品を購入したお客さんが、感想を言いやすいというメリットもあります。
誰もが手軽に投稿できるSNS、お客さんの本音が聞きやすいのです。

一部には、批判的なツイートもあるかも知れませんが、それもまた今後の商品開発の参考になりますし、謝罪のメッセージを送るのもいいでしょう。
すると「この会社は対応が丁寧なんだな」と、当のユーザーにも、それを見てる他のユーザーにも印象を与えます。
するとファンを獲得するきっかけにもなるでしょう。

逆に商品に対する「喜び」、「感謝」のツイートには、いいね・リツイートそしてお礼のリプを、率先して送りましょう。
ユーザーの多くは、企業からのアプローチに好感を持つ傾向にあります。
企業の信用度にもいい影響を与えますし、お礼を言ってもらえたユーザーは、「次の新商品も見てみよう」と思ってくれるかも知れません。
企業と顧客が、気軽に交流できるという、teitterの利点を大いに活用しましょう。

キャンペーンを実施する

SNSで完結するキャンペーンは、ハガキなどで応募するものに比べ「手軽」というメリットがあります。
特にtwitterはいいね・リツイート機能や、利用者の多い点から、拡散力の高いメディアです。
よって、キャンペーンを実施することは、今まで企業のことを知らなかった・興味を持ってなかったユーザーが、「○○という会社が、何かしてるらしいぞ」と関心を向けてくれる、いい機会になるのです。
キャンペーンの種類としては、以下のものがあります。

・フォロー&リツイートキャンペーン
・フォロー&引用リツイートキャンペーン
・フォロー&ハッシュタグ投稿キャンペーン

これらは例えば「アカウントをフォロー、指定された投稿をリツイートしてくれたら、抽選で○名様にプレゼント」というように、アカウントを持っていれば、誰でも手軽に参加できると同時に、企業側としては、新規のフォロワーを獲得できるメリットがあります

実際ある調査によると、62%のtwitter利用者が、何らかのキャンペーンに参加したことがあり、そのおよそ80%の人が、「商品の購入経験がある」と答えたといいます。
echoes『【2021年8月更新!】データからみるTwitterユーザー実態まとめ』より
 (https://service.aainc.co.jp/product/echoes/voices/0014)

しかしこれを聞いた方の中には、「キャンペーンが終わったら、フォロワーが離れていくのでは?」と不安になる人もいるかも知れません。
確かに離れる人も、一定数はいます。しかしほとんどの人が離れるわけではありません。
むしろキャンペーンをきっかけに興味を持ち、フォローを継続するケースが多いと、分かっています。

キャンペーンを利用して、より沢山の人に、企業のこと・商品やサービスのことを、知ってもらえるようにしましょう。

Twitter広告やインフルエンサーを活用

Twitter広告とは、タイムラインや検索結果に、表示される広告のことです。

広告には「プロモツイート」と「プロモアカウント」の二種類があります。
プロモツイートは、特定の投稿を宣伝するもので、まだフォローしていないアカウントを含め、様々なユーザーの目に留まる効果が期待できます。
一方、プロモアカウントでは、広告内に自社のプロフィール画面を設置されます。「フォローボタン」が付いているため、興味を持ったユーザーが、すぐフォロワーになるメリットがあります。

「プロモツイート」の方が、インプレッション数(※)が増える傾向にあり、より広い認知獲得に適しています。商品やサービスを紹介したい場合、高い効果が期待できるといっていいでしょう。
対して「プロモアカウント」の方は、フォロワー増加に役立ちます。新規のフォロワーが目的のキャンペーン時に、プロモアカウントを利用するといいでしょう。
※ユーザーが見た回数

人気・有名人インフルエンサーや芸能人を活用するのも、一つの手です。
フォロワーの多いインフルエンサーが、いいね・リツイートしてくれれば、インフルエンサーのフォロワーの、タイムラインに表示されます。
またインフルエンサーが商品の口コミツイートをしてくれれば、見た人が興味を持ってくれるかも知れません。

商品のファンとなってくれるインフルエンサーとは、積極的に交流しましょう。
インフルエンサーが商品の口コミツイートをしたら、リツイート・リプライなどをすると、インフルエンサーが反応してくれるかも知れません。
するとその交流の跡が、インフルエンサーのフォロワーの目にも留まり、「この人が勧めるなら……」と、商品・サービスに対する好感にもつながります。
フォロワー数の多いアカウントに、絡みに行き、ファン拡大を狙いましょう。

データを分析

フォロワーを増やすには、データ分析が欠かせません。
「どんなツイートだと受けがいいのだろう」と、地道に検証することで、運用のコツも分かってきます。

アカウントのデータは、Twitterアナリティクスでという無料ツールで閲覧できます。
アナリティクスのホーム画面には、「トップツイート」や「トップの@ツイート」にインプレッション数などが表示されます。

トップツイート」とは、その月に最もインプレッションが高いツイート、
トップの@ツイート」とは、メンション(※1)されたツイートで、最もエンゲージメント数(※2)を獲得したものです。
(※1)アカウントのID(「@〜」で始まるもの)が紹介されること。
(※2)いいね・リツイート・リプライなど「反応」された数

他にツイートごとのプロフィールクリック数(※)なども閲覧でき、データから「どんな投稿が興味持ってもらえるのか」「どんなツイートすると、フォロワーが増えるのか」を探り、推移を知り、試行錯誤していくことが重要です。
(※)ツイートから、どのくらいのユーザーがプロフィールに訪れたか。

注意点

Twitterは便利ですが、注意すべき点も多々あります。
まずは、アカウントの凍結です。
一気に沢山のフォローをすると、スパムと見なされ、アカウント停止になる恐れがあります。
ガイドラインや利用規約をしっかり確認し、凍結されない運用をしましょう。

また信用が命の企業は、炎上対策もしなくてはなりません。
twitterは良くも悪くも拡散力の高いメディアです。
商品・サービスなどの宣伝となる一方で、何か騒ぎを起こせばすぐに拡まります。
人の心理的面から見ても、ネガティブ情報は拡散しやすい特徴があるので、気をつけるべきです。

企業が炎上の的となるときは、従業員の行動、会社の活動、企業の戦略などが原因というケースがあります。
「従業員が事件を起こした」、「会社の業務がブラック」といったことは、一旦表に出れば、たちまち多くに知られることになり、「そんな会社の商品なんて、信用出来ない」と思われかねません。

また炎上案件には、その内容にも特徴があり、差別的発言や不確定な情報が挙げられます。
政治や宗教、性差別などはセンシティブな話題などは、話題になりやすく、ツイートする際は「抵触しないだろうか」とチェックすることが必要です。

社会の空気を感じ取ることも重要です。もし一般的に「これはすべきでない」という自粛モードの中、その行為を促すツイート・PRをすれば、批判の的となります。自社のアカウントが、社会全体の雰囲気に反する投稿をしていないか入念に確認しましょう。

さらに企業イメージを損ねる、「なりすましアカウント」や「デマ情報ニュース」によって、炎上が起こることもあります。
これは事前に防ぐことは難しいですが、素早い対処をすることが必要です。
自分のアカウントで「なりすましアカウントに気をつけて下さい」、「この情報はデマです」といった注意喚起などし、誤解を招かないよう、即刻な対応に努めましょう。

また交流において偏りがないかにも注意が要ります。
例えば「リプを送るユーザーに偏りがある」だったり、「対応するユーザーによって、返信するスピード・丁寧さが違う」などは、会社の信用を失わせます。
運用においては、「どういった人にリプを送るのか」、「いつ・どのように対応するのかを」のルールを、社内でしっかり統一しましょう。

炎上は企業や、その商品・サービスのイメージに影響を与えます。
確かにtwitterはPRに適したメディアですが、拡散力が高いゆえに、悪い情報も広まりやすいのです。
企業内で、しっかり炎上対策をマニュアル化し、炎上防止と同時に、何かあった場合はすぐ対応できるよう、事前に準備をしておきましょう。

まとめ

以上、企業がTwitterのフォロワーを増やすメリット・方法を解説しました。

twitterは拡散力の強いSNSであり、フォロワーを増やすことで、自分の企業や商品・サービスを知ってもらえる利点があります。
しかし拡散力の高さゆえに注意も必要であり、運用する人は、twitterの特徴をしっかり理解することが必須です。

ぜひtwitterを上手く活用して、自社の公式アカウントPRに役立てて下さい。